1418年、譲位により朝鮮王朝4代王として
世宗(セジョン)イ・ドが即位したが、軍権を中心に実権は
前王である太宗(テジョン)イ・バンウォンが握っていた。
王権強化のため有力な臣下をことごとく粛清してきたイ・バンウォンは、
イ・ドの義父であるシム・オンとその一家を反逆罪で処刑する。
シム家の使用人の息子のトルボクは、
幼なじみのタミと逃げ出すが、途中で離ればなれになってしまう。
月日は流れ、1446年。
イ・ドが父を殺した張本人と思い込んでいたトルボクは、
カン・チェユンと名を変えて、
イ・ドへの復讐を胸に武官として宮中に勤務する。
その頃、宮中では、イ・ドの文字創製事業に関わる人物が
次々に殺害される事件が起こっていた。
イ・ドから直々に事件捜査を任されたカン・チェユンは、
その過程で王権を牽制する秘密組織“密本(ミルボン)"
との闘争に巻き込まれる一方、文字創製事業の中核を担う女官で、
幼い頃の記憶により口がきけないというソイが、タミであることに気付く。
***
去年視聴済みです。
ハングル文字と韓国語を独学研究して早ン年。
世宗大王のお話という事で、このドラマすごく楽しみにしていました。
世宗大王、言わずと知れた一万ウォン札の人ですね。
そう、ハングル文字を作った人です。

アイリスのロケでも使われた光化門に行けば
どどーーんと居座っております。
ワタクシも数年前、ココを訪問しました。
ゴールデン世宗です。
***
時代劇なので最初は世宗大王の
生い立ち的なものかとばかり考えていたのですが、
いざ視聴しはじめるとなんだかミステリアスで
推理もあり、アクションあり・・・
最初から面白いです。
(時代劇は面白くなるまでに数枚のDVDを視聴消費してからになるのですが、
このドラマはそんな退屈な前座はございませぬ)

ゴージャス役者勢ぞろいで、世宗大王の若かりし時代を
ソン・ジュンギ(㊤)が演じ

㊤イタリア派(byパスタ)のヒョヌ君も登場。

㊤武術の長けたブルータス(byソル薬局)までも!

㊤そして肝心なチャン・ヒョクです!!
かっこいーねー^^

時代劇にはストーリー的にその場を和ます
コンビやトリオが必ずと言っていいくらい出てくるのですが、
ここでもそれは健在です。

㊤そして、そして!!
まさかのハン・ソッキュがドラマ出演ですよー!最初知った時は嘘でしょ?って思うほど
どっぷり映画俳優なワケよ!
韓流ブーム前に日本でもヒットした映画『シュリ』の・・・。
あのハン・ソッキュですよー!
ちなみに
シュリはMYピルモも出演しているんです。
ほとんどエキストラ状態ですけどね。
優しい性格で、ハハハーと目を細めて笑う
明るい王の印象が残ります。

そんな王はハングル文字を世に出す上で
ココでは言えないミステリアスでミルボン(あ、言っちゃった!)な
出来事に遭遇し、頭を抱えます。
***
ハングル文字は『音』から出来たんだなー
と、独自で研究しながらドラマを見てそれに気付かされたという。
舌音・唇音・・・・なんだっけ。
いろいろあったよな。
あぁーーなるほど!!
と勝手に納得しながら全話ガン見でした。
音から出来た文字。
世界中の言語が読めなくてもハングル文字でふり仮名を振れば
その国の読みが出来てしまうという。
非常にスバラシイ文字を世に残しましたね。
例えば、
次に攻略したいと思っているタイ語やアラビア語など
ワタクシにはまだまだ読めないパッパラパーな言語でもよ?
ハングル文字でふり仮名を振ればカタカナで振るよりも
発音するとその言語に近いものが言えるってわけよ。
奥が深いね。。。
これまでの研究を生かすべく、
もっとこまめに現地で研修しないとな!
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『根の深い木』
アタシの感想:★★★★★(5.0)
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