沖縄の建築物は特徴的な部分がイロイロあり、気になっていたのが『石敢當』という文字。
一戸建ての家の壁(必ず下の方)や、道の突き当たりなどに設置されています。
家庭的なモノはこういった一枚プレート状の物が固定されており・・・。
その大きさは様々だけど、表札よりチョイ大きいくらい。
(ホームセンターで¥1万位で売ってます。 お土産屋なら数百円であります。)
㊤これは近所の交差点でみつけた物。
高さ50センチ位ありました。マジもん。
・・・調べました。
㊦
どういうモノかというと・・・魔除け。
日本で言ったら地方の豪族の頭領に匹敵するような
石敢當という名前の人物が実在していたらしい?
古代琉球の人々はその名前にあやかって石に石敢當という文字を彫り込んで、
三叉路などの道の突き当たりにその石を立て掛けたそうです。
なぜ石敢當は必ず道の突き当たりに設置されたのかというと・・・。
沖縄では魔物、災いは『まっすぐにしか歩けない、進めない!』
と、信じられてきたから。
なのでひと昔前の沖縄では、一本道の突き当たりの家や、
三叉路の真ん中にある家、道には必ず石敢當があったそうです。
魔物や災いは家に進入するな! という意味で設置されているのね
あ、イシガントゥウって読みます!!
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